CPUの役割
CPUとは、Central Processing Unitの頭文字を取った略称で、中央演算処理装置の事です。
CPUはパソコンのハードウェアのなかで中心的な役割を果たす重要な電子部品です。
パソコンに特定の処理を行わせるソフトウェアは、プログラムという命令文で構成されています。 このプログラムの命令文を計算して処理するのがCPUです。
CPUはパソコンの頭脳とも言われており、処理速度が速い(単位時間当たりの命令実行数が多い)ほど高性能です。
インテル、もしくはAMD
パソコン向けのCPUは米国企業のINTELとAMDという2社が主に開発を行っており、この2社でシェア争いを繰り広げています。
日本国内では、INTEL社製CPU搭載パソコンが多く販売をされているため、日本国内でのシェアはINTELの方が圧倒的に高いです。 それでは、CPUの性能はAMDよりINTELの方が優れているのかと言えば、そうでもありません。
一方がCPUに新技術を搭載して処理能力を向上させた場合、必ずと言ってよいほどもう一方の会社は対抗技術を搭載して処理能力を向上させます。 そのため、INTELとAMDのCPU性能はほぼ互角と言えます。
CPUの価格でこの2社を比較すると、ほぼ同じ性能のCPUの場合、若干AMDの方が価格が安い傾向にあります。 これは、INTELからシェアを奪うためにAMDが行っている戦略と考えられます。
日本では圧倒的にINTELのシェアの方が高いため、ゲームソフト開発メーカーはゲームの動作確認パソコンにINTEL社製CPUを使っている可能性が高いです。
CPUがAMDだからと言う理由でゲームができないという事はまず考えられませんが、パソコンを購入するならメジャーなINTEL社製CPUのものを選んでおいた方が無難でしょう。
ゲーム用パソコンのCPU選び
ゲームソフトはパソコンの利用用途の中で、最もパソコンに負荷が掛かるソフトウェアです。
性能の低いCPUでゲームをすると、画面がカクカクしてコマ送りになったり、ゲームキャラを操作しても一瞬タイミングが遅れるラグという現象が起こります。
また、あまりにもCPUの処理能力が低いとゲーム起動時にエラーが発生してゲームが強制終了してしまいます。 そのため、ゲーム目的でパソコンを購入するなら、処理能力の高いCPUを選ぶ必要があります。
CPUのシリーズ別に性能を比較すると、概ね
Core i7>Core i5=AMD FX>AMD Phenom II>Core i3>Core2 Quad>Core2 Duo>Pentium 4>Pentium 3
となります。
ゲーム用途で現行品CPUを選ぶならインテル Core i5シリーズ以上のCPUパーツを選ぶ様にしましょう。 それより性能の低いCPUを選ぶと、オンラインアクションゲームなどの負荷の高い最新ゲームは遊ぶことができない可能性があります。
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